2019.01.27 / 学習
まず理解に徹し、理解される。
大学受験生たちは次の二次試験や私立入試に向けた準備に動き出し、ラストスパートをかける時期になってきました。また、高校受験生たちもいよいよ推薦入試や本試験が近づいてきましたね。
さて、この時期になると受験校を決めるためにお子さんのお話を聴く機会が増えると思います。
今回はそんな時に役立つことを紹介します。
それは、スティーブン・R・コヴィーの「7つの習慣〜人格主義の回復〜」の中に記載されている、『まず理解に徹し、理解される』という言葉です。文中で筆者はこれを原則とし、まず相手の思いや要求を心から理解しようとする姿勢で聴くことが重要であり、自分の経験や考えを押し付けてはいけないと述べています。
まず聴き手が子どもの思いや要求を聴いて理解することで、子どもは相手の意見を受け入れる準備ができる。と言っているのです。
この原則を意識して接するだけでもコミュニケーションの一部が変わるのではないでしょうか?
また、まず理解することで、子ども自身による気づきが起きるのではないでしょうか?
受験校の決断も子どもにとっては大きな成長の糧になるのかなーと思います。
あとで振り返った時に良いものになってほしいと切に願っております。