2020.06.27 / 学習会
環境が子どもの自己管理能力を育む!?
おはようございます。
今回は子どもの管理能力について気づきがあったのでまとめていきたいと思います。
実は昨夜から今年度一人目の本気合宿を実施しております。
今日(2020/06/27)も朝5:00から大学受験に向けた英語の特訓を1対1でやっています。
本気合宿では起床時間や勉強時間の管理は生徒自身に一任していますが(我々が生徒を起こすことはないので寝坊しても自己責任です)、毎回きちんと朝5:00から学習を始めている生徒たちを見るとその責任感と自己管理能力に感動します。
この合宿をやっていて気づいたのは、子どもに責任を与えることが主体性や自立を育むきっかけになるという事です。(ある程度の年齢以上の場合)
『安心感のある環境』で
『子どもが自身の行動に責任を持つ』
と子どもは自然と自己管理能力を高めていきます。
『安心感のある環境』とは、子どもが自己判断で動く事に不安を覚えない環境や失敗してもリカバリーできる環境だと私は考えています。
また、『子どもが自身の行動に責任を持つ』とは、行動によって生じる結果(良い結果・悪い結果両方)を子どもが被ることだと考えています。
ここでのポイントは、悪い結果や失敗も子どもが自身で受け止めることです。
例えば、我々は生徒が寝坊しても特に何も言いません。
寝坊により学習時間が短くなるのは生徒自身だからです。
その結果を受け止めて、次どうするのかを考えるのも生徒自身です。
我々がやることは、生徒が考えを整理するときに話を聴くことだけです。
自由に行動する→結果を受ける→修正する
このサイクルを子どもが回せる環境を作ることが我々の役割だと思っています。
そういった環境や状況が揃うと、子どもは自身で自己管理することを覚えていきます。
自己管理ができるようになると、子どもはより主体性を発揮して自立することができます。
実際合宿中の特に前半は生徒が自己管理面で失敗することもありますが、合宿の後半になるとそういった失敗も殆ど無くなります。
『子どもが安心して行動でき、責任を負える環境を提供すること』
簡単なことではありませんが、子どもを変えるのではなく、子どもが変わることができる環境を作っていくことが我々の使命だと考えています。(今後も改善を重ねてより良い環境を作っていきます)
ご家庭での環境づくりのヒントになれば幸いです。